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セルビアが初優勝 2018女子世界選手権 3週間以上の熱闘も閉幕

2018.10.20-2-top.jpg 3週間以上にわたって日本各地で開催された2018世界選手権女子は10月20日(土)横浜アリーナ(横浜市)で最終日を迎え、決勝でセルビアがイタリアをフルセットで破って女王の座に輝きました。3位決定戦では中国がオランダにストレートで勝利しました。

 決勝で先行したのはイタリア。第1、第3セットをものにしましたが、第4セットにはエースのボシュコビッチ選手を中心にセルビアがイタリアを突き放してフルセットに持ち込みます。最終第5セットにも8-8からボシュコビッチ選手の強打と2枚ブロックが決まったセルビアは、終盤のラリーを制して15点目。頂点をつかみ取りました。

 02年からチームを率いて、ようやく栄光をつかんだテルジッチ監督は、深い喜びに包まれながら「今どう感じているか、表現する言葉を探すのは難しい」とコメント。「私たちの夢だった。ついにかなえることができた。選手たちの健闘、勝利をたたえたい」と感慨深げでした。MVPに輝いたボシュコビッチ選手は「これまでとても長い道のりだった。やっと最後、歴史的な成功にたどり着いた気がする。私たちはお互い常に支え合い、チームとして戦うことができた」と、勝因を話していました。

 今大会では各地の皆さまに多大なるご支援、ご声援を賜りありがとうございました。引き続きバレーボールを盛り上げるべく、選手・関係者一同励んで参りますので、今後ともよろしくお願いします。

 

写真提供:FIVB

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